【感想】いつか、届く、あの空に。

 いつか、届く、あの空に。初回版
いつか、届く、あの空に。初回版


 やっと攻略終わりました、長いこと、長いこと…。感想を軽く書いておきます。

 評判に聞いていた通りの、萌えゲーからの燃えゲーという展開でしたね。今までに体験したことのないストーリー展開で、いつも感じるエロゲ特有のマンネリ感をあまり感じさせない点では評価高いです。やっぱり見慣れた展開を何度も見させられるのはきついものが…。

 やり終えた直後の感想としては、「よく分からないけど、かっこよかったし、可愛かったし、まあいいかー」と言った感じでした。はい、てきとうですみません。よく聞く通り、一場面一場面での情報量が多すぎて理解が追いつかないのがこのゲームの難しいところだと思います。主人公の飲み込みが非常に速いので、いつもと同じ要領でテキスト読み進めていくと必ず置いてけぼりを食らうはめになるので、後半は特に自分のペースで読み進めていった方がいいです。ちなみに僕は最初ガンガンテキスト読んでたら、ひどい目にあいました。
 でも、それだけのテキストから描かれるキャラクターはみな魅力的です。ヒロインはみんなメチャクチャ可愛いし(なのでそれぞれHシーンが1回ずつしかないのはひどい!)、サブキャラクターもかっこいい人が多いので、すごくストーリーに引き込まれます。やっぱり、キャラって重要だと再認識。

 心残りなのは、すごく風呂敷広げたままみたいな感じがしちゃうあたりですね…。もう少しまとまりのあるストーリーになってたらもっといい作品になったんじゃないかと思ったのでそこが残念です。

 次は、「きっと、澄みわたる朝色よりも、」というある意味まとまり過ぎちゃってるのをやる予定なので楽しみ。